SNS総フォロワー数320万人!avex 所属のシンクロアクロバットパフォーマー「佐藤三兄弟」初のオリジナル楽曲コンテスト開催への想い
音楽のプロフェッショナルが多数登録する「ONLIVE Studio」が、 2024年7月1日(月)avex 所属のシンクロアクロバットパフォーマー・佐藤三兄弟の楽曲コンテストを開催することになりました。 作曲・作詞、アレンジ、ミックスの3段階で募集を行い、優勝者の楽曲は avex よりリリースされます。 今回、楽曲提供先である avex 所属のシンクロアクロバットパフォーマー・佐藤三兄弟に、楽曲に向けた熱い想いをインタビュー。 得意とするアクロバットを織り交ぜた新しい表現への意気込みや、音楽との関わりなど伺いました!コンテストスタート直前の6月末、どのような思いを持っているのでしょうか
佐藤三兄弟プロフィール
SNS 総フォロワー数 320 万人を誇る一卵性三つ子、佐藤三兄弟。
一卵性三つ子を活かした息ぴったりのアクロバットパフォーマンス『シンクロアクロバット』が SNS で話題に!
2021 年 厚生労働省「知って、肝炎プロジェクト」オフィシャルインフルエンサー、2022 年 タイの観光大使、2023 年 サーフィンプロリーグ「S.LEAGUE」アンバサダーに就任。
現在は世界に男子新体操を広めるべくパフォーマーとして SNS やテレビなどさまざまなメディアで活躍中。
写真左から長男 綾人(あやと)、次男 颯人(はやと)、三男 嘉人(よしと)。
音楽との距離感について
ー佐藤三兄弟の皆さんは音楽が好きと伺っているのですが、普段はどのような音楽を聴いていますか?
綾人:
16年間男子新体操をやってきたので、試合前に音楽をよく聴いていて...
特に BTS さんや ONE OK ROCK さんなど、漲ってくるような、1日のスタートに気分が上がる曲を聴いています。
颯人:
僕は、オーケストラ・洋楽・邦楽といったジャンルはあまり決まっていなくて、小さい頃から自分が踊りたいと思う音楽を聴いてました。今でも踊りたくなる曲を自然に探していて...最近は BE:FIRST さんの曲をよく聴きます。
嘉人:
僕は3人の中でも1番洋楽を聴くタイプかも。朝はかっこいい系の洋楽を聴いたり、夜は R&B 系の静かな音楽だったり...
ハマってるのは、 Charlie Puth さん やEd Sheeran さんの曲を聴いてます。
ー音楽の好みも結構違うんですね!
颯人:
それぞれ好みは違うけど、お互い共有し合うんですよ。
3人:
「この曲いいよ〜!」ってね!
颯人:
だから、自然と知る曲は3倍ですね(笑)
嘉人:
BE:FIRST さんの楽曲は3人とも好きで、ああいうカッコいい感じやってみたい!
颯人:
フレッシュな曲もあれば、急にカッコいい曲もあるしね。
嘉人:
でも1番みんなでハマったのは AAA さんとか Da-iCE さんがきっかけです。
3人:
憧れの存在でもあるよね!
ーパフォーマンスにダイレクトに影響するのは BPM かと思うのですが、こういう表現をしたい、という動きや、表現したいイメージに近い BPM の曲を探す、といったことはよくするのですか?
嘉人:
BPM を測ったりはしないですが、テンポ感はすごく大事にしています。しなやかに気持ちを込めたい時はしっとりした曲を探したり...
颯人:
幅はそんなに気にしないですね。自分たちの身体でいくらでも合わせることができるので。
ー振り付けは3人でつけてるんですか?
綾人:
普段、バスケットボールなどのハーフタイムショーで行うパフォーマンスは完全に僕たち自身で作成しています。今回、バースデーイベントで行うダンスとアクロバットパフォーマンスは振り付けをしていただきました。
ー6月30日のバースデーイベントでは、歌いながらパフォーマンスすることもあるんでしょうか?
嘉人:
歌は歌として集中しつつも、ダンスやアクロバットを含めたパフォーマンスもします!
綾人:
なので、今回のオリジナル楽曲ではダンスとアクロバットと歌を組み合わせて、僕たちを表現できればいいなと思ってます。
ー3人でカラオケにも行く、とのことですが、歌唱のレッスンはどのくらいの頻度でされているのでしょうか?
綾人:
大学を卒業して、avex に所属してからの2年間は週1回レッスンを受けていました。
最近は、バースデーイベントで歌を披露するので、家やカラオケで毎日3人で練習してます。
ーボーカルの音域のレンジは3人とも一緒なんでしょうか?
綾人:
ほぼほぼ一緒ですね。2年間ボーカルレッスンでハモリの練習もしてきたんですが、今回新たに募集するオリジナル楽曲に関しては、固定した方が上手くいくよねって話にはなってますね。
嘉人:
僕が上、颯人が下、綾人が真ん中って固定してた時期もあるよね。
綾人:
ほんとに若干の差だけどね。ただ、声量に関しては全然違くて。張れるのは僕、優しい部分は颯人、中間は嘉人って感じだよね。
颯人:
僕たちレンジ的にはそんなに高くないんですよ。
嘉人:
僕たち的には「花束の代わりにメロディーを(※1)」という曲の原曲キーが1番合ってるかなって。気持ちよく出せるよね。
颯人:
サビの部分はちゃんと張れつつも苦しくなく、無理のない感じ。BE:FIRST さんなどバチバチにかっこいいアーティストさんの曲は歌いやすいなって思います。
(※1)「花束のかわりにメロディーを」(はなたばのかわりにメロディーを)は、清水翔太の 20 枚目のシングル。
パフォーマンスと音楽の関係について
ー新体操を6歳の頃から始められているとのことですが、パフォーマンスにおける音楽の役割はなんだと思いますか?
嘉人:
音楽を付けずに新体操の演技やダンスだけを見ても伝わらないと思っていて...表現をするのに大事な要素だと思っています。
音楽があると伝わり方も見え方も変わってくるので。
颯人:
普段 SNS でシンクロアクロバットを発信する時に大事にしているのが、音楽です。
音楽をつけることによって、よりパフォーマンスに奥行きがでたり、唯一無二の世界観を表現できるので、重要視してますね。
綾人:
音楽があることによって、歌詞や意味が色々と乗っかってくるように、アクロバットをしていても、ストーリー性を出してくれるのが音楽の役割だと思ってます。
ーやっぱり音楽は重要な役割を担っているんですね。音楽に励まされた経験などはありますか?
嘉人:
部活をしていた時は、上手くいかないなって落ち込んだ時に元気付けられるような歌詞の曲を聴きながら電車で通うことがありました。
綾人:
僕は結構恋愛ソングとか聴いちゃいます。 backnumber さんなどの楽曲を聴いて恋愛に影響されることが結構ありますね(笑)。
颯人:
今の自分にハマっている歌詞の曲をよく聴きますね。歌詞に共感して、「大丈夫!」ってポジティブになれたりしますし...
ー他に、励まされて心強かった経験はありますか?
颯人:
「これだけやってきたんだから大丈夫だよ。」って声を掛けて貰った時は嬉しかったですね。そうだよな、俺にも絶対できる。って思えました。
嘉人:
安心感すごいエピソードだよね。
綾人:
僕は、僕自身じゃなく、母親を褒めてもらえた時です。
「産んでくれた母親がすごい」とか。ここまで育ててくれたお母さんに感謝だよね。
僕たちがいるのも母のおかげなので、間接的に褒めてもらえるのは凄く嬉しいです。
楽曲コンテストの開催について
ー今回オリジナル楽曲を募集する ONLIVE Studio は、音楽のプロフェッショナルが登録しているプラットフォームです。アクロバットのプロである佐藤三兄弟の皆さんとは全く別の業界になるのですが...音楽のプロフェッショナルのイメージはどのようなものでしょうか?
嘉人:
プロフェッショナルの方々の動画とかをよく見ているのですが、歌詞の1文字にしても意味の込め方やこだわりが本当に強いなと感じています。
今まで何気なく音程を合わせて心地よく歌おうと思っていたのが、「ここにはこういう思いを込めるんだ」とか、そういうのが見えてきて...
奥深さや細かいこだわりが凄いなと感じました。
綾人:
プロの方は色があるなと思っていて。自分をちゃんと表現できていて、その人にしかない色がある。音楽の無限大さに気付かされました。
颯人:
自分のためではなく、人のためにっていうのがプロフェッショナルだな、と思います。
ライブの映像を見たりしても、聴いてもらいたい・こういうものを伝えたいっていう思いが強く伝わってきて。
ーそんなプロフェッショナルの方々に、今回オリジナル楽曲を作っていただくのですが、「こういう曲が欲しい」などと言ったご希望やメッセージなどはありますか?
嘉人:
初めてのオリジナルソングなので、誰かの背中を押してあげられるような曲を作っていただけたらと思います。
あとは、僕たちの強みはシンクロアクロバットなので、そのアクロバットに合う部分もありつつ、ダンスもできるような。僕たちにしか出せない楽曲をお願いしたいなと思っています。
オリジナル楽曲への意気込みについて
ーオリジナル楽曲の企画が出た時はどう思われましたか?
3人:
ついに!!!って気持ちでした(笑)
嘉人:
夢だったので...
活動の最初の方に、オリジナル楽曲やりたいですよねって話してはいたんですが、なかなか実現できなかったので、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。
颯人:
2年間くらいレッスンもしていて、「やっぱり俺たちって曲出せないのかな」「向いてないのかな」と思う瞬間も正直ありました。
ただ、今回の企画でパフォーマーとして、エンターテイナーとして、続けてきてよかったと感じた瞬間でした。
ーもう楽曲への意気込みはバッチリですね!パフォーマンスと組み合わせて、表現したいことはありますか?
颯人:
アクロバットは高く飛ぶので、そこと掛けたいなと思っています。ポジティブなイメージというか...今回誰かの背中を押せるような楽曲を3人で目指しているんですが、アクロバットと掛け合わせて、「自分たちも高く飛びたい!」とか、そういう風に思ってもらえたらいいなと思ってます。
嘉人:
僕たちにしかできないことだと思っていますが、正直やってみないとどんな化学反応が生まれるかわからないです。僕たちにしかできない背中の押し方や元気の与え方、そういう新しいものを見せていきたいです。
綾人:
三つ子って声帯もほぼ一緒なんです。それってなかなか無いことだと思うので、3人で歌ってるのに1人に聴こえるとか、そういった一体感を楽曲を通して皆さんに伝えることができれば、凄く新しいものになるんじゃないかなと思います。
インタビューを通じて、佐藤三兄弟の音楽とパフォーマンスに対する深い愛情と真摯な姿勢が浮き彫りになりました。
長年新体操を続けてきた彼らの経験と、パフォーマーとしてのプロフェッショナルな視点が光ります。また、音楽に対するそれぞれの異なる好みと考えを持ちながらも、お互いに共有し合い、三つ子ならではの独特な音楽体験を重ねてきたことが分かります。
彼らは、音楽がパフォーマンスに与える影響とその重要性を強調し、音楽が表現に感動をもたらす要素として重要であることを語りました。「自分たちの身体でいくらでも合わせられる」というコメントからも、音楽に対する深いリスペクトが感じられます。
今回のオリジナル楽曲コンテストに対する佐藤三兄弟の意気込みは、「誰かの背中を押すような楽曲を作りたい」という願いと、彼らのシンクロアクロバットを取り入れた音楽という新たな展開への熱意が見えます。このコンテストを通じて、彼らの独特な表現力と音楽が融合することで、唯一無二のパフォーマンスが生まれるはずです。
音楽のプロフェッショナルたちが多数登録している「ONLIVE Studio」が開催する、このオリジナル楽曲コンテストは、佐藤三兄弟の新たな挑戦をサポートし、彼らの才能を広く知ってもらう絶好の機会となるでしょう。彼らのパフォーマンスと表現がどのように進化し、新たなステージへと飛躍するのか、今後の活躍に大いに期待が寄せられます。
5歳の頃にピアノを始め、鍵盤や打楽器に触れる。 学生時代はヒットチャートを中心に音楽を聴いてきたが、 高校生の頃にラジオ番組を聴くのが習慣になり、 次第にジャンルを問わず音楽への興味を持つようになる。 野外フェスや音楽イベントへ通い、ライブの持つパワーや生音の素晴らしさを実感。 現在はピアノと合わせてウクレレを練習している。 弾き語りが出来るようになるのが目下の目標。