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DJ
得意なジャンル
ヒップホップ
プロフィール・略歴
1995 年に DJ を始め DJ バトル入賞後、VIBESRECORDS を設立。同レーベルの代表取締役を務める。
流行りにとらわれないオリジナル DJMIX 作品を数多くリリースし、ヒップホップを軸にした DJ プレーと得意のスクラッチでリスナーからの高い評価で注目を集めている。
ROCKSTEADY CREW や TONY TOUCH、 FUNKDOBIEST、C.L.Smooth、Adriana Evans、Steph Pockets、Slum Village、Crazy Legs、The 49ers、NUTSO の来日公演のバック DJ や前座を務めた経歴がある。
2008 年に DJ の総合技術を伝えるスクールとしては日本初となる DJ 教室を設立。
またサンプラーを専門にレクチャーする楽曲制作のスクールとして世界初となるサンプラー教室を開講し、現在まで合計 1000名 以上の生徒を教え、多くの卒業生を輩出している。
テレビ、ラジオ、雑誌、新聞など、メディア出演やオリジナル楽曲提供の実績があり、現在は国内を問わず世界へ視野を向け、精力的に活動している。
Discography
LONE lofi 楽曲提供
Back beat daddy2 楽曲提供
The 49ers 4thアルバム「Musaic」スクラッチ音源提供
Hope feat,Takahiro”Matzz”Matsuoka,Nanase オリジナルリリース
AMAS HIphop インストゥルメンタルEP オリジナルリリース
「Zoom Zoom Zoom」オリジナルリリース
---など
音楽遍歴・キャリアについての質問
-幼少期から聞いてきた音楽やご自身のルーツについて、教えてください。
私は 1995 年に DJ を始めました。
DJ を始めたきっかけは、ターンテーブル上のレコードを前後に動かしてファンキーなサウンドや独特のリズムを生み出す「スクラッチ」の音です。
高校時代にレコードショップの試聴コーナーでスクラッチの音に出会い、この音に感化され、自分でもプレイしたいと思いはじめました。
その頃ヒップホップの CD を紹介してくれていた先輩がターンテーブルを持っていたので、家にお邪魔させてもらって、毎日のように練習して。
当時は情報が少なかった上に、どうやったら良いか分からなかったので、自分たちで試行錯誤しながら練習したのを覚えています。
とにかく楽しくて、かっこいいと思った曲をよく聴かせ合っていましたね。
私はヒップホップ の DJ を目指していましたが、先輩はレゲエのセレクターを志していたので、その影響で私はレゲエも好きになりました。
その他にもハウスやロック、ソウルやジャズ等...ジャンル問わず良い曲は良いと思います。
-どのような音楽遍歴をたどってこられましたか?
DJ をはじめてから、クラブで流れている曲やアンダーグラウンドな音楽を専門に取り扱っているレコードショップへ通うようになり、ヒップホップ やソウル、R&B といったジャンルを中心に「アナログレコード」を集め始めました。
それまでは近くの CD ショップで買うことのできる CD しか手に取った事がなかった私にとって、レコードの真ん中のラベル部分や、存在感ある大きなジャケットは非常に魅力的で。
中には『For DJ Use Only』と明記された DJ のために作られているバージョンを収録したレコードが存在するんですが、それを手にした時は興奮しましたね。
DJ だけの限定感あるレコードを手にすることにより、さらに DJ をすることへのモチベーションが上がって、 どんどん DJ の世界へのめり込んで行きました。
あと、レコードや DJ 機材だけでなく、好きな ヒップホップ アーティストが着ている洋服やスタイルにも憧れてヒップホップ ファッションも虜になり、今でもすごく好きです。
これからも音楽を色々な形で表現し、 様々な場で発信していくと共に、その文化を伝えていきたいと思います。
-どのようにして現在のキャリアを積みましたか?
大小様々なクラブで DJ 出演する機会を頂きながら、バトル DJ の大会へ出場しました。この時、大半が外国人のお客さんだったのですが、入賞することが出来ました。
その後はもっと DJ がやりたくて、自分の DJ を聴いてもらいたくなって。
20 代前半までは、ストリートブランドの洋服店で働きながら、DJ の友人と一緒に、月に一度の週末に「VIBES」というクラブイベントを開いていました。
場所は六本木のクラブコアで、自分達でライブやダンスショーをブッキングしたり、DJプ レイで盛り上げる、スポンサーを募る...といった流れで、約3年間主催しました。
毎回遊びに来てくれる方が多くいて、周年イベントの時はクラブの外まで行列が出来たり。とにかく楽しくて毎月開催するのが楽しみでした。
イベント名だった「VIBES」を名付け元に、2002 年に自主レーベル VIBESRECORDS を立ち上げ、レーベルから初のミックステープをリリースしました。
その後もタイトルをシリーズ化し、他にもレコードショップや、アパレルショップのノベルティ作品制作の依頼を受けて制作なども行っています。
DJ しながら制作活動する日々を送る中で、単身で大好きなニューヨークを訪れたこともあります。
荷物は着替えとバスケットボールだけ。
ニューヨークの地下鉄でパフォーマンスをしていたアーティストと音楽の話で意気投合したり、ストリートでバスケットボールをしながら、地元のアメリカ人と仲良くなって、レコード屋の情報やニューヨークの面白いスポットを教わって色々な場所へ出かけたり、刺激的な毎日を過ごしました。
現地で仲良くなった日本人が、当時は英語がほとんど話せなかった私の代わりに、リリース予定のミックステープのプロモーションを手伝ってくれたりもして。
初めての NY 旅は、現地で沢山の人にパワーをもらい、私にとって人生のターニングポイントとなった瞬間でした。
帰国後、ヒップホップの著名アーティスト達の来日イベントで DJ プレイする機会を頂いたり、大きな仕事を経験させていただきました。
その後、海外アーティストと仕事をする機会が増え、次に訪れたサンフランシスコがきっかけとなり、本格的に作曲活動をスタートさせ、今も活動を続けています。
よく、DJ を長く続けるのは大変ではないかと言われますが、大変と感じた事を乗り越えた時に生まれる「楽しさ」と「自信」は、自分にとって最高の宝物になります。
私は DJ と音楽を心から愛しています。
-音楽の依頼を受ける際に、大切にしていることはありますか?また、依頼をしてくれた方にはどのようなことを提供したいですか。
大切に考えているのは、よく相手の話を聞き、また私の考えも伝えることです。
依頼を受けた方に満足していただけるよう、一生懸命取り組みます。
-これから目指していることを教えてください
生涯現役を続けることです。
現在は50歳までにこの目標を達成したいです。
- ミックステープを8作品リリース
- オリジナルアルバム2枚リリース
- EP/シングル6枚リリース
-その他、伝えたいことはありますか?
music is life!
音楽制作環境について
ホームスタジオにて、ヴィンテージ機材と DTM( Mac 使用)を組み合わせて制作しています。
以上、今回は DJ Yasu さんをご紹介致しました。
ヒップホップを軸にしてきたそのキャリアを通して、音楽、ヒップホップカルチャー、そして DJ への熱量と愛情を深く感じる内容でした。
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東京出身の音楽クリエイター。 幼少期から音楽に触れ、高校時代ではボーカルを始める。その後弾き語りやバンドなど音楽活動を続けるうちに、自然の流れで楽曲制作をするように。 多様な音楽スタイルを聴くのが好きで、ジャンルレスな音楽感覚が強み。 現在は、ボーカル、DTM講師の傍ら音楽制作を行なっている。 今後、音楽制作やボーカルの依頼を増やし、さらに活動の幅を広げることを目指している。